女性のために役立つ仕事(20代/女性)
母が乳がんで亡くなったこともあり、私はいつしか乳腺外科の医師を目指すようになりました。そして、見事にその夢を叶えることができたのです。
ところが、最初はなかなか思うようにいきませんでした。総合病院に勤務したことは、私には合っていなかったのかもしれません。もっと本格的に知識や技術を身につけたいという思いから、乳腺外科だけという専門のクリニックに転職を決めたのです。
専門の転職支援を受けたところ、医師の募集は意外と多くありました。やはり部位的にも女性患者を対象とするため、女性医師の需要が多くなっているようです。20代で若く経験が浅いながらも、すぐに採用してもらえることになりました。
今は、そのクリニックの年配ベテランに指導されながら、これまで以上に本格的な仕事をしています。やはり、思い切って転職して良かったのかもしれません。女性のために役立つ仕事でもあり、母親への思いもあることから、これから長く続けられそうな気がしています。
ブレストセンターで悩める女性をバックアップしたい(女性/30代)
私はレディースクリニックの乳腺外科医として働いてきました。乳がん検査と発見時の治療、手術は短期間入院で可能な温存手術とリンパ節郭清術を主に行ってきました。
もっとも、クリニックには形成外科医がいなかったので乳房再建手術はできず、希望があれば大学病院を紹介という形でした。患者さんの様子を見ていると、乳房がなくなるショックは大きく、同時再建治療ができたらいいのにと私自身よく感じました。
そこで、チーム医療ができる環境を目指し、大学病院への転職を決意したのです。ネットで軽く検索すると、同じようなレディースクリニックの募集ばかりヒットしてしまったので、医師専門の転職支援サイトに登録し、コンサルタントに探していただくことにしました。
するとすぐに大学病院のブレストセンターの募集を紹介していただけたのです。今では形成外科医や放射線科医、病理診断医をはじめ、専門看護師や心理カウンセラーなど力強いチームメンバーとともに、女性の不安と希望に沿った治療ができています。
最新機器とバックアップ体制が整ったクリニックへ転職(女性/30代)
私は小さなレディースクリニックでマンモグラフィーなどによる乳がん検診とがん発見時の小規模手術などを行ってきました。もっとも環境に少し不満があり、もっと充実の治療環境がある医療機関で診療を行いたいと思うようになりました。
そこで、医師専門の転職支援サイトに登録したところ、ほどなくキャリアアドバイザーから乳腺外科医募集の案件を紹介していただけたのです。マンモグラフィーに加え超音波やステレオガイドマンモトーム検査などの最新機器が導入された女性専門の病院です。
手術の前にはなるべく温存率を高めるため、術前化学療法を推進しています。さらに有名シェフが手掛ける院内レストランが設置され、カロリーや栄養バランスに配慮された目にも美しいフランス料理などが病院食でも提供されるのです。
乳がんで辛い女性が穏やかに闘病できる環境が整っていると考え、すぐに転職を決意しました。
最新鋭の医療設備と優れた治療体制や環境のもと、今は満足して働いています。
よくある質問
乳腺外科ではどのような業務がメインになるのでしょうか?
日本人女性の罹患率が上昇するなか、乳がんの発見と治療が乳腺外科での近年のメイン業務となっています。
マンモグラフィー検査や超音波を使った乳腺エコー検査などを実施し、
乳がんが発見された場合は治療法の選択や提案、カウンセリングを行います。
他のがんの場合、患者のほうから手術で全部とって欲しいと懇願されるケースも少なくありませんが、
乳がんの場合は一筋縄はいきません。
女性のシンボルである胸をいかに温存できるか、切除した場合に同時再建が可能かなど、抗がん剤やホルモン剤を使った術前療法で温存術率の向上を図れるかなど検討しながら、患者が納得いくまで十分にカウンセリングすることが求められます。
乳腺外科の医師は女性が適するのでしょうか?
女性の象徴としての胸を診察することになるため、患者さんの中には
確かに女医を求めて医療機関を探し歩く方も少なくありません。
乳腺外科の専門医の割合も、他の診療科目に比べると女性の数は多いほうです。
もっとも、乳がんが見つかり、いざ手術や治療ともなれば、少しでも腕が高く、
実績のある医師を選択するのが患者であり、医師の男女差はあまりなくなります。
ただし、乳房全摘除を提案せざるを得ないケースでは、男性医師の場合、男性だから女性の痛みが分からず、
そのような安易な提案をするのではと受け取る患者さんもいます。
納得がいく分かりやすく十分な説明と、患者に親身に寄り添う対応が、
男性医師はもちろん、女性医師にも求められます。
乳腺外科の医師募集にはどのような種類がありますか?
乳腺外科を標榜しているのは大学病院や総合病院のほか、一部の産婦人科や近年増えているレディースクリニックといったジャンルの女性専門のクリニックなどが挙げられます。
乳腺外科単一で運営しているクリニックはほとんどありませんが、婦人科や産科、
小児科等と併設したレディースクリニックなどで募集がなされるケースが増えています。
また、外科治療を行わず、乳がん検査専門のクリニック等もあるので、
業務内容までよく確かめ、ご自身が目指す仕事ができるかを確認する必要があります。
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